高知県出身で敗戦直後から同地域における詩人、芸術家仲間のリーダーとして活躍し、その後、東京神保町、荻窪、新宿などを転々としながら、ユニークな交友関係のなかで詩を深め、日本の前衛詩運動を牽引してきた詩人です。
2000年頃から岩手をたびたび訪れるようになり、詩と音楽とコーヒーの店「ぼくらの理由」で詩の中心的役割を担うようになりました。
晩年は店内の一室を住居として詩の創作を行い、主宰する同人詩誌「舟」の編集・発行を続けました。自筆原稿や手紙など、その生涯の貴重な遺品のすべてを残したこの部屋は現在、西 一知記念資料館と生まれ変わり、公開されています。
西一知記念資料館 館主・大坪れみ子
岩手県滝沢市にある
喫茶店「ぼくらの理由」のなか
に資料館があります。
店内の一隅に資料館への入り口があります。
氏が創刊した詩誌「舟」の歩みと、高知新聞での連載の切抜き。
刊行された詩集や詩論集、参加した同人誌を展示しています。
廊下の両側に備え付けられた本棚には、西 一知の愛読書が並びます。
生前の写真と共に、作品を紹介しています。
創作ノートや手紙、日用品など生前に愛用した品々。
資料館オープンに伴い設置された記念碑。
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